【発注ナビ・Freee共催】東京・大崎 バックオフィス交流会
2025年11月26日(水) 大崎 freeeのオフィスで開催されました【発注ナビ・Freee共催】東京・大崎 バックオフィス交流会に参加してきました.きれいな今どきのオフィスでの交流会ということで,私が気づいた点を視点を絞って何点かピックアップしてみました.
① 新興企業会社オフィス : 交流スペースの場は,海外の会社オフィスを思わせるシェアオフィスのオープンスペースや今どきの会議の仕方に合わせたルーム構成で,軽食・ドリンク共に充実した内容に驚きました.
② フリー(無料)の交流会 : フリーのセミナーや交流会は,営業目的などで参加される方が多く,荒らされているケースを多々みかけるのですが,運営側も最初にしっかり注意事項を連絡するなど,過去参加したオフラインでのフリーセミナー・交流会の中でも素晴らしい運営でした.※交流会後にどの程度の勧誘的なものがあるかは,経過をみて判断したいと思います.
③ 活発な意見交換 : 活発な,意見交換ができました.バックオフィスに関する課題に対してしっかりとディスカッションも行うことができました.今後の参考になる意見を拝聴することもできて,良い交流会だったと思います.
BIJ DX総合EXPO / AI World 2025(秋)展示会について
2025年10月29日(木)千葉幕張メッセで開催されましたBIJ DX総合EXPO / AI Worldの展示会に参加してきました.有名な方々の講演があるため,会場は多くの人でにぎわっていました.私が気づいた点を講演会を中心にピックアップしてみました.
① 生成AIだらけ? : 生成AIという言葉が,多く用いられ,まだまだAIブームの真っただ中という感じで,AIバブル感がでているようでした.気になるのは中身で,しっかりと内容を説明できているものは少ないように思えました.発信力を磨き,内容をしっかり確認する必要があると思います.又,導入に関して,効率化した先に何があり,何を求めているのか?も明確にし,単なる要員削減に陥らないようにすることが重要に思えました.
② xxx大学発を掲載する会社 : カンファレンスで何度か取り上げておりますが,やはり,xxx大学発という言葉に違和感があります.その作品・製品の良さをしっかりアピールして欲しいと感じました.
③ 今回の会議場の設置で,AI Worldだけ,飛び会場となっており,移動が大変困難で,顧客への負荷はかなり大きかったのではないかと感じました.又,セミナー会場へのアクセスの通路が,セミナー会場の大きさと比較して,かなり狭く,特にセミナー終了後の人の混雑状況は,エスカレータで人が集中してしまうなど危ない状況でもあったと思われます.会場には,人の導線を監視したり,混雑を緩和するソリューションを提供している会社が複数参加されていましたので,POCの場所として提供し,ご活用して頂き,行動導線を分析し,今後の改善に努めてもらうことも検討に値するかと思いました.
④ 絶対悲観主義?!? : 一橋ビジネススクールの楠木 健氏の講演は,心の持ち方という点で今までにない視点で参考になりました.モチベーションの点でどう折り合いをつけるか...絶対悲観主義の本は読んでみたくなりました.
October 17, 2025
( Makuhari Messe )
CEATEC 2025(秋)展示会について
2025年10月17日(金) 千葉幕張メッセで開催されましたCETEC 2025(秋)の展示会に参加してきました.ちょうど大阪万博が閉会し,この博覧会に関連あるブースやセミナーが多く出展されておりました.吉村大阪府知事講演は,大阪万博に関する講演だったのですが,今ホットな政治の話題と重なり,会場は満席状況でした.その中で,私が気づいた点をピックアップしてみました.
① 空飛ぶ自動車って? :大阪万博で飛行デモが実施され,話題となった空飛ぶ自動車ですが,自動車ではないですね.(吉村知事もそうおっしゃてっました).新しいネーミングが必要な気がします.
② 大学関連のブース : さすがにxx大学発というネーミングは少なくなった気がしますが,もう少し工夫とアカデミックな内容を付加し,実利用案として発信することに期待したいです.
③ 官民が実施するPOC(Proof of Concept)に関して : 官民で実施するPOCに関しては,ゴールが見えにくいと感じています.テクニカル・システム視点として,学術的な手法で,実証実験の立ち位置がなんとなく理解できる基準値を提示したほうが理解度が向上すると思えます.具体的には,両極端な数値基準を設定し,現在の実証実験の立ち位置がどのような位置付けなのか(実証実験がどの程度のものなのかをイメージしやすくする(測る))を明示すると良いと思います.例えば,自動運転の場合ですと,平坦で何も障害物のない場所(例:空港や学校敷地内のような場所)を0と設定し,急な勾配があり,山に囲まれた狭い山岳道路を10と設定,チェックすべき項目(例:道路幅・勾配,障害物,見通し,信号有無・人の有無斜 etc...)に関して難易度数値をつけ,コスト・必要なものなどを含め実証実験の基準値とすると,この両極端の範囲のどのあたりの実証実験しているかが理解しやすくなるのではないかと思いました.
Next Tech Week 2025(秋) / 地方自治情報化推進フェア2025(秋)展示会について
2025年10月9日(木)千葉幕張メッセで開催されましたNext Tech Week 2025(秋) / 地方自治情報化推進フェア2025(秋)の展示会に参加してきました.私が気になった点をピックアップしてみました.
① パブリック関連ブースが多くなった : 民間が縮小しているのか,全体的にブースも小さくなり,かつ,公共系のブースが目立つようになってきていると感じました.中身が伴っていれば良いのですが,ブースの人は,委託された民間会社社員.公共が税金利用の投資会社状態になってきているように感じました.これが良い傾向なのかどうかは,まだ判断はできていませんが,研究機関・大学関連のブースが増えることは良い傾向であると感じており,頑張って頂きたいです.
② 大手企業は公共事業関連頼り : 大企業のIT関連は,ほとんどが公共関連事業に集約されてきているような感じがしました.民間での大規模開発は一部の企業に集約され,中間的な企業が参加しにくい傾向なのかもしれません.スタートアップもほとんどがChatGPTなどAI利用に関するものが占め,スタートップAI集合体の様相です.2年後にはRPAと同じ運命のような気がして気になりました.
③ AI関連が半分以上 : ここ最近の展示会は,AI関連ばかりがクローズアップされ,バブル感がでているようです.1年前は,RPAなどの自動化がかなりもてはやされていましたが,現在はほとんど見ることもなくなりました.IT関連の浮き沈みのの激しさを改めて感じています.
④ 量子コンピュータに開花の予感 : 量子コンピュータ関連のブースには,多くの人だかりができていました.若い人や女性を中心に,開花を予感させる雰囲気がありました.まだまだ,ぼやっと雲の中の状況ではありますが,開発キットやクラウドサービスなども登場してきており,なんちゃって状態かもしれませんが,つぼみの芽がでてきた感があります.半年前にも同じようなコメントを記載しましたが,その時よりは格段に進歩した感じです.
⑤ 展示会は相変わらず紙中心 : 紙のパンフ配布は相変わらず変化なく,ペーパレスはどこ吹く風です.デジタル庁やペーパレスを提唱する会社は,パンフレットなど紙の扱いにはもう一工夫欲しいところです.
June 04, 2025
( Tokyo Big Sight )
Regarding Conference of BREX・ODEX・PREX Tokyo 2025 (住まい・建築・不動産の総合展 [BREX]/デジタル化・DX推進展(ODEX)/人材不足・人手不足 対策EXPO [PEREX] 展示会について )
2025年6月4日 (水) 東京ビックサイトで開催されていましたBREX・ODEX・PREX Tokyo 2025の展示会に参加してきました.私が気になった点を何点かピックアップしてみました.
① IT関連参加者の年齢層が高い : 住まい・建築・不動産の総合展には,若い男女が多く参加していましたが,デジタル化・DX推進展及び人材不足・人手不足対策EXPOの展示ブースには,若い人もみられますが,参加者の年齢層が高い傾向にあるようです.イメージと異なるようにも思うので,業界別の人口分布を確認し,アップデートしておく必要がありそうです.
② IT関連はAIでマンネリ化しつつある : AI関連の内容が多いが,中身は意外と目新しいものが少ないように感じました.ChatGPTに代表されるもので,IT関連の人には既に利用し,活用しているものが多く,少し手を変えた形で提供されているように思えます.現在,現場での課題が少ないとは感じていないですが,現場レベルで利用するシステムとしてはどうなのでしょうか?少し離れたところの立ち位置になっているように感じています.
③ 海外からの出展の減少 : 海外企業の出展が減少しているように感じました.多くの中国企業やベトナム企業,バングラデッシュの企業などが出展する傾向が高かったですが,かなり減少しているように思えます.変わって東欧・北欧など,いままであまり日本ではなじみのない国からの出展があるように思えます.
April 25, 2025
( Tokyo Big Sight )
Regarding Conference of EDIX Tokyo 2025 Spring (EDIX Tokyo 2025年 春 展示会について )
2025年4月25日 (金) 東京ビックサイトで開催されていましたEDIX ( 教育総合展 ) 東京 20205年春の展示会に参加してきました.私が気になった点を何点かピックアップしてみました.
① 教育現場の環境は遅れている : 教育現場の環境は,ビジネス環境と比較してかなり遅れていると感じました.ビジネス環境を教育環境にカスタマイズ対応したものが多く散見されました.教育環境ほど,最先端のものを実装し,学習しながら伴走して実証実験すべき環境であり,志を持って対応していく姿勢が必要であるように思えます.少し効率化や紛らわしさから,ワンストップソリューションにこだわりすぎているように感じるため,一考の価値があるのではないでしょうか.
② AIに依存するとAIで対応してしまう : この分野でもAI関連は人だかりで盛況でした.しかし,AIに依存すればするほど,AIで対応してしまえば良いとなるように思えるものが多くありました.学習とは?を再確認する必要がありそうです.
April 25, 2025
( Tokyo Big Sight )
Regarding Conference of Japan IT Week 2025 Spring ( Japan IT Week 2025年 春 展示会について )
2025年4月25日 (金) 東京ビックサイトで開催されていましたJapan IT Week 20205年 春の展示会に参加してきました.私が気になった点を何点かピックアップしてみました.
① 量子コンピューターがいよいよ本格稼働のきざし : あるデータ検索会社で,検索処理速度が今までの数10倍になるデモが展示されてました.課題はまだ多く残ってますが,10数年前のODBが出現したときのような感じを受けました.Hybide形式での利用は必要そうですが,ある機能(Fact)に特化した利用方法から拡大していきそうな気配を感じました.
② AIも海外が主流(中心)? : 相変わらずAI関連は人だかりで盛況でした.しかし,多くの人々がかなり学習し,利用にも慣れてきているので,うわべだけのAIには関心が薄れてきているようにも見えます.海外での研究・開発が,今まで日本ではあまりなじみのない国で,活発に行われてきています.AIも海外が主流(中心)?となりつつあるように感じました.
③ 意外に根強い請負開発 : 既に日本ではアジャイル開発やローコード開発等,今までとは違う開発手法が多く取り入れられ,契約関連も請負から準委任,派遣契約へと変化し,大規模開発から,パッケージ利用開発へ移行してきているのですが,まだまだ,意外としぶとく?オールドシステムは稼働している状況であり,請負開発もそれなりにあるとの話でした.
February 26, 2025
( Makuhari Messe )
Regarding Conference of Bizcrew 2025 Spring ( Bizcrew 2025年 春 展示会について )
2025年2月26日 ( 水 ) 幕張メッセで開催されていましたBizcrew 20205年 春の展示会に参加してきました.今回は,セッションの聴講はしなかったのですが,ひろゆきさんや落合陽一さん,成田 悠輔さん,安野貴博さんなどSNSでの有名人が多く講演されているため,多くの方々が来場されてました.私が気になった点を何点かピックアップしてみました.
① 紙ベースなものが多い : 最近,名刺交換に関しては紙媒体での交換は激減しました(一方的に情報を取得され、情報が取りにくくなった気はします.双方向のデータ交換ができる仕組みがあると良いと思いました).しかし,相変わらず紙媒体が主体になっているものがまだまだ多くあります.説明のパンフレットやノベルティ,紙バック等,もう一段階の工夫が必要そうです.
② しつこい客引き? : 昭和の繁華街のような強引な客引き的話しかけが展示会内では横行しているように思えます.もう少しスマートな接客方法がないものでしょうかと思いました.昭和の昔を懐かし人達にはには良いのかもしれませんが,私としてはこの方法に関して良い点は少ないように感じます.客引きのような説明?やノベルティの配布等でなく,人が集まり,話がききやすい場所(ブース)づくりに注力して,自社の持つソリューションを提案する場とするのが良いと感じました.
③ やはりAI : AI関連には人だかりができてました.AIに関しては,もう1周はした感があったのですが,まだまだ根強い人気です.今後も盛り上がりそうな気配です.